動画制作について学んでいきましょう!
動画制作における絵コンテ
動画制作をする際には一般的に、具体的にどのような流れで撮影を進めていくのかを整理をするために、「絵コンテ」の作成を行います。
4コマや6コマの絵をかき、右側に説明を入れたものをそう呼ぶのですが、これによりスタッフが複数人いたとしても円滑に作業を進めることができます。
また依頼されている場合は、クライアントとの間に解釈の齟齬が出てしまうことを防ぐので、作り直しや修正の無駄が省けます。
絵コンテの作成には、まず起承転結で構成された台本を考える必要があります。
次に、具体的にその流れをどのように表現するかイメージし、「引き」や「寄り」などポイントとなるコマを絵でかいていきます。
絵の右にはそのコマがどういうシーンなのか文字で説明します。
大まかな流れを紙に書き出しても、実際に撮影に入るとそれ通りにいかない場面も出てきます。
より良い動画制作をするためには、あらかじめ書き出したコマに縛られず、臨機応変に対応しましょう。
受けの良い動画制作の企画書に書くべき内容
会社で動画制作を作る際には企画書を作成することが求められる場合があります。
その場合、どのような内容のものを書けば良いでしょうか。
基本的には動画制作に必要な企画の要素が含まれていれば良いわけです。
具体的には、「目的」「ターゲット」「メッセージ」「動画の長さ」「表現方法」「予算」などです。
絵コンテなどがあるとより一層分かりやすく、説得力も増します。
会社で特定のフォーマットが定められていない場合は、これらの要素を入れながら、自由に作っていくと良いでしょう。
企画書を作成する上で、最も重要なものは「動画を作る目的」です。
何となく動画が流行っているからというような理由ではなく、その動画が必要な具体的な理由、それによって何をアピールしたいのか、そしてどのような効果を期待できるのかなど、動画制作の必要性を具体的に書いていくことが求められます。
その上で具体的な目標も設定しておくと、その動画制作が成功だったのか判断しやすくなります。